人が人に繋いでくれる - 試行錯誤がよい作物を作る

綾部の「丹州河北農園」は京都市内でも名前を良く耳にするほど洗練された上質な米や賀茂なす等の京野菜を提供しているこだわりの専業農家さんです。
京都市内で星を獲得している飲食店や東京のホテルなどでも多く取り扱われており、シェフからも厚い信頼を寄せられています。
丹州河北農園の米や野菜の品質が認められて流通するまでには多くの苦労や出会いがあったとのことです。
河北卓也さんは「人との出会いが大切、自身は真面目に作り真面目に説明することに尽きる」と語ります。
「不満を含め料理人の声を聞き、奮起して毎年試行錯誤を重ねてより良い作物を作る。」すると人が人に繋いでくれる。
真面目で真摯なお米作りが食べる人の感動にも繋がるのです。

京都府綾部市という土地が生み出すお米

京都府綾部市多田町の田園はマグネシウムとカリウムが多い土質なのが特徴。蛇紋岩の地層でできているからミネラル豊富な作物ができます。
農作物の品質のある程度は土で決まりますが、この土地は自然の恵みを多くいただいているといえるでしょう。
また、ミネラルだけではなくプラスアルファの成分や、安心安全にも一工夫を加えています。肥料は魚を粉砕したオリジナルのものを使用しアミノ酸を豊富に含むようにしています。
除草剤・殺菌剤は各１回のみ使用、殺虫剤・化学肥料不使用として、召し上がる方にとって本当に安全な、一生食べ続けられるお米を目指しています。